前日から関西入りし、まずは神戸の街をゆったりと観光してきました。 異国情緒あふれる街並みを歩き、美味しいグルメに舌鼓を打つ時間はまさに至福。翌日に控えたメインイベントに向けて、最高のウォーミングアップになりました。
そして迎えた翌日。ついに、ずっと楽しみにしていた念願の万博へ行ってきました!
会場に一歩足を踏み入れた瞬間のあの高揚感は、言葉では言い表せません。最新のテクノロジーや各国の文化が凝縮されたパビリオンを巡り、刺激をたっぷり受けた一日となりました。神戸の余韻と万博の興奮、忘れられない濃密な二日間です。

万博前日
今回の旅の拠点に選んだのは、クインテッサホテル大阪ベイです。 お部屋に入った瞬間、その広さにびっくり!一緒にいた連れも「こんなにゆったりできるなんて!」と、想像以上の開放感に大喜びでした。
特に感動していたのが、バスルームの造りです。 ユニットバスではなく、体を洗うスペースがしっかりと確保されていて、とにかく広いんです。旅の疲れを癒やすお風呂タイムが、これほどまでに快適だと幸福度が違いますね。「洗い場が広い」というのは、ホテル選びにおいて実はかなり重要なポイントだと再確認しました。
まさかの親子で「同じ宿」!
さらに驚いたのが、一足先に万博を楽しんでいた私の親も、実は同じクインテッサホテルに宿泊していたということ!
示し合わせたわけではないのに、親子で同じホテルを選んでいたなんて、よほど縁があるのか、それとも好みが似ているのか……。家族で後から「あのお部屋、良かったよね」と思い出を共有できるのも、今回の旅の面白いエピソードになりました。

今回のお部屋、とにかく広大だったのですが、その造りがとってもユニークでした。 間取りが縦にぐーんと長い珍しいタイプで、一歩足を踏み入れると奥行きの凄さに圧倒されます。
あまりにスペースが広いためか、大きなソファやテレビがポツンと配置されているように見えて、なんだか「贅沢な空間の無駄遣い」をしているような不思議な感覚に。
万博初日
万博当日の朝。混雑を避けるために早めに朝食を済ませ、エネルギーをしっかりチャージしました。チェックアウトを終え、身軽に動くためにホテルへ荷物を預けて出発……と思いきや、ここでちょっとした「想定外」が。
なんと、この日はホテルでの荷物預かりが有料だったんです! 時期的に特別だったのか、あるいは万博期間中の運用なのかは分かりませんが、普段は無料のサービスが有料ということもあるのだなと、一つ勉強になりました。とはいえ、重い荷物を持って会場を歩くわけにはいかないので、ここは必要経費と割り切って預けることに。
朝の散歩と、一瞬の電車旅
ホテルから最寄り駅のコスモスクエア駅までは、20分ほどのウォーキング。 朝の澄んだ空気を感じながら、「いよいよこれから万博なんだ」という期待に胸を膨らませて歩く時間は、良い運動にもなりました。
駅に到着してからは、地下鉄中央線でたったの一駅。 電車に乗っている時間はほんの数分で、あっという間に万博会場の入り口へ到着しました。一駅という近さのおかげで、移動のストレスもなくスムーズに目的地へ辿り着けたのは嬉しいポイントです。
8時半:駅到着

万博会場への期待を胸に、開門前の朝8時半には最寄りのコスモスクエア駅に到着しました。「少し早めに行けばスムーズに入れるだろう」と考えていたのですが、駅に降り立った瞬間にその考えの甘さを痛感することに……。
改札を出る前から、すでに視界に飛び込んできたのは見たこともないような「人、人、人!」の大行列です。
オープン30分前という時間帯にもかかわらず、駅構内はすでに凄まじい熱気に包まれていました。まさに「この日を待ちわびた人たちが全国から集結している」という圧倒的なパワーを感じる光景。並んでいる皆さんの表情からもワクワク感が伝わってきて、人混みの凄さに驚きつつも、「いよいよこれから始まるんだ!」とこちらの気分も最高潮に達しました。

駅の混雑も凄かったのですが、そこからゲートへ向かうまでの道のりがまた一段と過酷でした。
駅を出て会場の入り口が見えてからも、列は一向に進む気配を見せません。ただ「並ぶ」と言っても、最後尾を見つけるのにも一苦労。
ようやく入り口のゲートが視界に入ってきた頃には、すでにかなりの達成感(笑)。 念願の会場はすぐそこなのに、なかなか辿り着けないあのもどかしさ。期待と忍耐が入り混じる、まさに「万博の洗礼」を受けたような待ち時間でした。でも、この苦労があるからこそ、入場できた瞬間の喜びは格別なものになるんですよね。

やっと行列に並ぶことができました。
9時半:入場
ようやくゲートをくぐり抜け、会場に一歩足を踏み入れることができたのは午前9時半。 8時半に駅へ到着してから、実に1時間もの時間をかけてようやく辿り着いたことになります。駅からの距離や混雑を考えると、やはり万博というイベントの規模の大きさを改めて実感せずにはいられませんでした。
さて、無事に入場を済ませると、いよいよ専用アプリなどで各パビリオンの当日予約ができるようになります。 期待に胸を膨らませながら操作し、今回まず私たちが予約したのは、シグネチャーパビリオンの「いのちの未来」です!
石黒浩教授がプロデュースするこのパビリオンは、ロボットやアンドロイドを通して「人間とは何か」「未来のいのちはどうあるべきか」を問いかける、今大会でも注目度の高いスポット。1時間並んだ疲れも吹き飛ぶほど、「これからどんな驚きの体験が待っているんだろう」と一気にワクワクが加速しました。

9時50分:フランス館
入場後、真っ先に向かったのはフランスパビリオン(フランス館)です! 広大な会場をどう回るか悩みどころですが、まずは幸先の良いスタートを切りたいところ。
朝一番のタイミングを狙って大正解でした。駅でのあの大行列が嘘のように、なんとわずか5分ほどでスムーズに入場することができたんです。
さっきまでの入場待ちの喧騒が遠い昔のことのように思えるほど、スッと館内へ。 「並ぶのが当たり前」という覚悟で挑んだ万博ですが、こうして人気パビリオンに待ち時間ほぼゼロで入れると、なんだか得をしたような気分になりますね。朝一番のフレッシュな気持ちで、優雅なフランスの展示をじっくりと堪能することができました。







11時:未来の都市
フランス館の洗練された雰囲気を楽しんだ後は、次なる目的地「未来の都市」へと向かいました。
実はここ、今回の万博で私が事前に申し込んだ抽選の中で、唯一当選を勝ち取ることができたという、非常に思い入れの深いパビリオンなんです。倍率の高い抽選をくぐり抜けた貴重なチケットということもあり、期待に胸を膨らませながら足を進めました。
しかし、会場マップを確認して少し驚愕。 なんと「未来の都市」があるのは、会場の西側の一番端っこ!フランス館からはかなりの距離があり、会場を横断するような形での大移動となりました。
広大な万博会場ですから、端から端までの移動は想像以上にタフです。歩みを進めるごとに「万博の広さ」を文字通り身をもって実感することに。それでも、当選した喜びと「どんな未来が見られるんだろう」というワクワク感が足取りを軽くしてくれました。会場の空気感を味わいながらの移動も、終わってみれば良い思い出。ようやく辿り着いたパビリオンを前に、期待は最高潮です!



11時半:ガンダム前で記念写真
移動の途中、思わず足を止めて見入ってしまったのが、私自身も大好きなガンダムの立像です!
遠くからでもその姿が見えた瞬間、思わずテンションが上がってしまいました。間近で見上げてみると、そのディテールの細かさと圧倒的な存在感に、ファンとしては胸が熱くなるものがあります。
もちろん、この記念すべき姿を逃すまいと、スマートフォンのカメラを構えてバッチリ写真に収めてきました!
青空を背景に堂々と立つガンダムの姿は、まさに未来の風景そのもの。万博という特別な場所で、憧れのモビルスーツを目に焼き付けることができ、移動の疲れも一気に吹き飛ぶような最高のひとときでした。ガンダムファンならずとも、この迫力にはきっと圧倒されるはずです。


私が3回も映画館に見にいったガンダムSEED FREEDOMの写真を思わず撮ってしまいました。
12時:入れるパビリオンや大屋根リングを散策



13時:いのちの未来
会場内を西へ東へ、広大な敷地を歩きに歩いて……ついに、この旅最大の目的地の一つである「いのちの未来」へとたどり着きました!
入場した瞬間にアプリで予約を勝ち取ってから数時間。待ちに待った予約時間がやってきて、パビリオンの前に立ったときは「ようやくここまで来たか!」という達成感でいっぱいになりました。朝の駅の人だかりから始まり、フランス館、そして未来の都市への大移動を経て、ようやく迎えるメインイベントです。
石黒浩教授がプロデュースするこのパビリオンは、今回の万博でも屈指の注目スポット。
「いのちとは何か」「未来の私たちはどうあるべきか」という深いテーマを、最新のアンドロイド技術や革新的な展示を通して体感できる場所です。入り口の列に並び直しながらも、これから目にするであろう「未知の体験」への期待で、足の疲れもすっかり忘れて胸が高鳴りました。いよいよ、未来の扉を開ける瞬間です!




13時45分:お昼休憩
午前中のメインイベントを終え、ここで一旦お昼休憩を挟むことにしました。
会場を歩き回ってお腹もペコペコ。意気揚々とフードコートやレストランが集まるお食事処へと向かいましたが、そこで待ち構えていたのは、またしても凄まじい人だかりでした。
お昼時のピークということもあってか、どのお店も大行列。それ以上に大変だったのが、「座る場所の確保」です。空いている席を見つけるのは至難の業で、トレイを持った人たちが空席を求めてキョロキョロと歩き回る、まさに「椅子取りゲーム」のような光景が広がっていました。
ようやく隅の方に一ヶ所空きを見つけられたときは、パビリオンの予約が取れたときと同じくらいの達成感(笑)。「万博での食事は、場所探しも含めて一大イベントなんだな」と身をもって実感しました。人混みの中での席探しで一苦労しましたが、ようやく座って一息つけた瞬間の安堵感は格別。午後のエネルギーをチャージするために、ひとまずゆっくりと腰を下ろしました。



18時:夕食
一日中、広大な会場を歩き回り、スマホでの予約争奪戦に知恵を絞り……。夕方になる頃には、体力的にも精神的にもかなりの疲れが溜まっていました。「もう一歩も歩けないかも」というほどクタクタだったので、夕食はしっかりと落ち着ける場所でいただくことに。
ランチの時は人だかりに揉まれながらフードコートで席を探すのに一苦労しましたが、夜は少し贅沢に、ゆったりと座れるレストランへと足を運びました。
期待を裏切らない「近大」の海の幸
お目当ては、以前から気になっていた近畿大学プロデュースの海鮮丼のお店です! 近大マグロをはじめとする養殖技術の高さは有名ですが、万博の会場でその味を堪能できるとあって、迷わず暖簾をくぐりました。
運ばれてきた海鮮丼は、見た目からしてキラキラと輝いていて食欲をそそります。一口食べてみると、その鮮度の良さに驚愕!脂の乗りが絶妙で、口の中でとろけるような食感はまさに絶品でした。
「あぁ、美味しいものを食べている……」という実感が、冷えた体にじわじわと染み渡ります。フードコートの喧騒から離れ、落ち着いた空間でいただく本格的な海の幸。この美味しさのおかげで、一日の疲れがスッと軽くなっていくような気がしました。万博の締めくくりにふさわしい、大満足のディナータイムとなりました。

19時半:null²
お昼休憩を終えて外へ出ると、空模様が急変。
少し肌寒さを感じる中、次なる目的地であるパビリオン「null²(ヌルヌル)」の入場を待つことに。雨に打たれながら列に並ぶのはなかなかハードでしたが、「ここだけは見ておきたい」という執念で順番を待ちました。冷たい雨の中での待ち時間は長く感じられましたが、ようやく自分たちの番が回ってきて館内へ!やっとの思いで、屋内の空間へ滑り込むことができました。
摩訶不思議な「null²」の世界観
さて、期待に胸を膨らませて入った「null²」の中ですが……一言で表現するなら、まさに「カオス」!
そこには、これまでの常識では測れないような不思議な空間が広がっていました。視覚や感覚を揺さぶられるような演出の連続で、正直なところ、「今、何が起きているのか、何を見せられているのか」が全くわからないという、未体験の感覚に陥りました。
最新のデジタルアートなのか、あるいは哲学的な問いかけなのか……。正解を探そうとしてもスルリと逃げていくような、その名の通り「ヌルヌル」とした実体の掴めなさが、逆にこのパビリオンの凄さなのかもしれません。連れとも「これ、どういう意味なんだろうね?」と顔を見合わせながら、説明のつかない不思議な熱量に圧倒されっぱなしのひとときでした。

20時:三菱館
時間が経つのは早いもので、気づけばあたりはすっかり夜の帳が下りていました。暗闇の中でひときわ存在感を放っていたのが、万博のシンボルでもある「大屋根リング」です。
昼間の雄大さとはまた違い、夜になると色鮮やかにライトアップされ、幻想的に光り輝く姿は息を呑むほどの美しさ。その光の輪に見惚れながら、「あぁ、本当に万博に来たんだな」と、今日一日の出来事を噛み締めつつ、帰路につくために入り口のゲート方向へと歩き出しました。

最後に舞い込んだ「待ち時間ゼロ」の案内
出口ゲートへと向かう道すがら、ふと目に留まったのが「三菱未来館」の個性的な外観です。せめて外観だけでも写真に収めておこうと少し立ち寄ってみたのですが、そこでスタッフの方から耳を疑うようなアナウンスが聞こえてきました。
「ただいま、待ち時間なしですぐにご入場いただけます!」
あんなにどこもかしこも大行列だった万博で、まさかの「待ち時間ゼロ」。帰りの電車の時間も気になるところでしたが、この幸運を見逃す手はありません。「これぞ最後のご褒美だ!」とばかりに、吸い込まれるように館内へと足を踏み入れました。
閉場間際というタイミングが功を奏したのか、朝の混雑が嘘のようなスムーズな入場。最後の最後に、予定していなかった素敵なパビリオン体験が滑り込みで叶い、最高にラッキーな締めくくりとなりました。

【総評】夢中で駆け抜けた万博一日体験を振り返って
朝8時半の駅の混雑から始まり、夜のライトアップされたリングを見上げるまで。一言で言えば、**「圧倒的なエネルギーに触れた、濃密すぎる一日」**でした。
「5月」というタイミングの妙
今こうして振り返ってみると、5月の段階で行っておけたのは本当に正解だったと感じています。 当時はあの人だかりに圧倒されましたが、会期が進むにつれて混雑がさらに激化しているというニュースを耳にすると、「まだだいぶ空いている時期に、これだけ多くのパビリオンを回れたのは幸運だったんだな」としみじみ思います。あの時、思い切って足を運んでおいて本当に良かったです。
現代の万博は「スマホ」が鍵、そして最大の強敵
今回の万博で一番神経を使い、疲れを感じたのが、実は**「スマホでの予約争奪戦」**でした。 入場した瞬間にアプリを立ち上げ、電波状況や混雑と戦いながらお目当てのパビリオンを確保する……。便利な反面、常に画面をリロードし続け、スケジュールを管理するのは想像以上に精神を消耗しました。無事に予約が取れたときはホッとしましたが、この「現代ならではの疲れ」は、物理的な歩き疲れに負けないくらいハードなものでしたね。
雨と寒さ、そして「未来」のリアリティ
午後はあいにくの雨に見舞われ、会場内は一気にひんやりとした空気に包まれました。 5月とはいえ、雨が降ると少し肌寒く、上着を羽織りながらの移動となりました。しかし、その悪条件さえも「万博という巨大な祭典に参加している」という実感を強くさせてくれました。
石黒教授のパビリオンで感じた、人間と技術の境界線が溶けていくような感覚。そして「未来の都市」のスケール感。これらは、画面越しに見るのとは全く違う、「すぐそこにある未来」の熱量を肌で感じる体験でした。
旅の終わりは、自分へのご褒美移動
閉場間際の「三菱未来館」という嬉しいサプライズを終え、最後は宿泊していたホテルへと戻り、預けていた荷物を受け取りました。
足はもう棒のよう。ここから重い荷物を持って電車を乗り継ぐ気力は残っていなかったので、最後は自分への労いも込めて、贅沢にタクシーを召喚!そのまま大阪市内の次なるホテルへと直行しました。車窓から遠ざかる万博会場の光を眺めながら、静かで温かい車内で過ごす時間は、今日一日の疲れを解きほぐしてくれる至福のひとときとなりました。
📝 最後に一言
5月の風と、少し冷たい雨。そしてスマホ画面との格闘。 計画通りにいかないことも含めて、万博は一つの大きな「冒険」でした。これだけ刺激的な体験ができたのは、あのタイミングで動いたからこそ。明日からの日常が少し違った視点で見えてくるような、そんな活力をチャージできた忘れられない一日になりました。

