ついにやってきました、北海道旅行! 今回は羽田空港から飛行機を使って、北の大地へひとっ飛びしてきました。
札幌空港でレンタカーを借りてまずは市内のホテルへ。夜の便で北海道に向かいましたが、絶品のラーメンを食べるために空腹にしていました。
1日目:札幌空港からのらーめん信玄へ
まずはホテルに到着!車を預けてチェックインを済ませたら、休憩もそこそこに、旅の最初のメインイベントへ直行です。
今回のお目当ては、ずっと楽しみにしていた「ラーメン信玄」。行列必至の人気店ということもあり、空腹を抱えて期待に胸を膨らませながらお店を目指しました。
ラーメン信玄
ホテルからラーメン信玄までは、歩いてわずか5分ほど。ちょっとした街の景色や空気感を楽しみながら歩いていると、あっという間に到着してしまう近さです。このアクセスの良さは、旅行者にとって本当に嬉しいポイントですよね。
さあ、いよいよ念願の一杯とご対面です!

お店に到着したのは、夜も更けた22時45分。「深夜だし、そろそろ落ち着いているかな?」という淡い期待を抱いていましたが、角を曲がった瞬間にその考えは一変しました。
目の前に現れたのは、暗闇の中でもひときわ賑わいを見せる長蛇の列! 日付が変わる直前だというのに、これほど多くのファンを惹きつけてやまない光景には、ただただ驚愕するばかりでした。
「なるほど、これが噂に聞く『ラーメン信玄』の底力か……」と、改めてその名店ぶりを目の当たりにしました。これから味わう一杯への期待が、列に並ぶ覚悟とともに胸の中で一気に高まっていきました。

ようやく順番が巡ってきて、店内の温かい空気に包まれながらメニューを手に取ります。ラインナップは、シンプルに「ラーメン」と「チャーハン」が主役。余計なものを削ぎ落とした構成に、老舗の自信が感じられます。
悩んだ末、今回は看板メニューである**「信州(コク味噌)」を麺大盛りで、さらに評判の「チャーハン」**もセットで注文することにしました!

信玄といえば、このコクのある味噌スープが代名詞。お腹もペコペコだったので、迷わず大盛りを選びました。

さらに、ファンの間で「ラーメンに負けず劣らず絶品」と名高いチャーハンを組み合わせるという、まさに自分へのご褒美といえるボリューム満点の布陣です。厨房から聞こえる中華鍋の小気味よい音に、期待は最高潮に達しました!

心ゆくまで「信州(コク味噌)」ラーメンとチャーハンを堪能し、最高の満腹感に包まれながら店を後にしました。
しかし、店の外へ出てふと行列に目を向けると、驚きの光景が目に入りました。なんと、入店した時とほとんど変わらない、いや、もしかするとさらに伸びているのでは?と思わせるほどの長蛇の列がまだ続いていたのです。
確か、このお店の営業時間は深夜1時までだったはず。時計の針は深夜も深い時間を指していますが、閉店間際という気配すら全く感じさせない活気です。
時間帯など関係なく、多くの人を惹きつけてやまない「ラーメン信玄」の凄まじさを、改めて肌で感じた瞬間でした。並んででも食べる価値があるという、その確かな理由を、並んでいる方々の熱量からも改めて確信しました。
omo3に宿泊
今回の旅の拠点として選んだのは、星野リゾートが手掛ける「OMO3(オモ3)」です。

街の魅力をディープに楽しむことをコンセプトにしたこのブランド、以前から気になっていたのですが、実際に滞在してみてその利便性と合理性の高さにすっかり納得してしまいました。
ラグジュアリーなリゾート滞在とはまた違った、都会的でスタイリッシュな空間。無駄を削ぎ落としつつも、旅人に必要な機能はしっかりと揃っているスマートな作りは、まさに「街を遊び尽くすための拠点」として最適です。
今回のように、夜遅くまで街を歩き回ったり、地元の名店でグルメを堪能したりするスタイルの旅には、この気取りすぎない快適さが本当に心地よく、最高の選択だったと実感しています。

客室のドアを開けてまず感じたのは、非常に「コンパクト」にまとめられているなという印象です。限られたスペースを最大限に活用したレイアウトは、都会の拠点らしい機能美が感じられました。

正直なところを言えば、もう少しだけ余裕があれば……という「小ささ」は否めませんが、清掃が隅々まで行き届いていて清潔感は抜群。新しさもあってかお部屋全体がとても綺麗だったので、不思議と居心地が悪く感じることはありませんでした。
広さよりも快適さや清潔感を重視したい私にとって、不満を感じるどころか、むしろ「このサイズ感だからこその落ち着き」があったようにも思います。荷物を置いて一息つくには、十分すぎるほど心地よい空間でした。

今回のお部屋は、バスタブなしのシャワーブースのみという仕様でした。最近のスマートなホテルではよくあるスタイルですが、あえて湯船を作らないことで、その分だけ居住スペースを広くとっている非常に合理的な設計といえます。
最初は「やっぱり湯船が恋しいかな?」とも少し思ったのですが、実際にシャワーブースを使ってみて、その印象は良い意味で裏切られました。というのも、シャワーの操作パネルが非常に多機能で、なんだか面白かったんです。
温度調整から水流の切り替えまで、まるで最新機器を操作しているような感覚で、パネルに並ぶレバーやボタンをあれこれ触っているだけで、少しワクワクしてしまいました(笑)。機能美と遊び心が同居したような設備のおかげで、ただ体を洗うだけの時間が、どこか楽しいアクティビティのようなひとときになりました。こうした日常とは少し違うギミックへの発見も、ホテルステイならではの醍醐味かもしれませんね。
2日目

昨夜の深夜ラーメンで大満足の余韻を残しつつ、爽やかな朝を迎えました。今回のホテルステイの締めくくりとして、楽しみしていたOMO3での朝食をいただくことに。

ここの朝食スタイルは、自分で好きなものを好きなだけ選ぶ、肩肘張らないカジュアルなシステムです。ずらりと並ぶパンの数々やサイドメニューを目にすると、どれにしようかと選ぶ段階からすでにワクワクしてしまいます。

好きなパンをトレーに乗せて、自分好みのプレートを作っていく時間は、旅先ならではの贅沢なひととき。しっかりとしたフルビュッフェとはまた違う、この軽やかでスマートな感覚が、街を遊び尽くすための拠点であるOMO3のコンセプトにぴったりだと感じました。

美味しいパンの香りに包まれて、今日一日を元気にスタートさせるためのエネルギーをしっかりチャージできました!
札幌散策
朝食を終えた後は、チェックアウトまでの時間を活用して、札幌の街をのんびりと散策することにしました。
札幌の市街地は碁盤の目状にしっかりと整備されていて、初めて訪れる人でも迷いにくいのが大きな魅力ですよね。大通公園の広々とした開放感や、繁華街・ススキノの独特の活気ある空気感など、歩いているだけでその街の個性がダイレクトに伝わってきます。

特に目的を決めず、気の向くままに路地裏を覗いてみたり、気になったカフェの佇まいを写真に収めたり。普段の忙しい日常から完全に離れて、北海道特有の澄んだ空気の中を歩く時間は、何物にも代えがたいリフレッシュになりました。
「次はどこへ行こうか?」そんなワクワクを抱えながら、街の鼓動を感じるひととき。これこそが、旅の醍醐味だと改めて実感した素晴らしい散策でした。
札幌時計台
札幌観光の定番中の定番といえば、やはり「札幌時計台」です。街を歩いていると必ず耳にする「がっかり名所」なんていう噂も、逆に気になってしまうのが旅人の性。実際にその姿を拝みに行ってきました。
ビルが立ち並ぶ札幌の市街地に、ポツンと佇むその姿。なるほど、確かに周りの近代的な景観の中にすっぽりと収まっていて、想像よりもコンパクトに見えるかもしれません。しかし、一歩近づいてじっくりと観察してみると、その印象はガラリと変わります。

明治時代に札幌農学校の演武場として建てられたというこの建物は、国の重要文化財にも指定されている貴重な歴史遺産です。白壁に赤い屋根、そして何より140年以上もの間、一度も止まることなく正確に時を刻み続けている時計塔の存在感は、まさに札幌の発展を見守り続けてきた生き証人そのもの。
「がっかり」という言葉で片付けるのはあまりにもったいない!その重厚な歴史と、時代の流れの中でも変わらない美しさを目の当たりにして、改めてここを訪れて本当に良かったと感じました。札幌という街の奥深さを知るための、欠かせない第一歩になった気がします。
ふきだし公園
札幌市内の街歩きを存分に楽しんだ後は、ここから気分を切り替えて本格的なドライブ旅のスタートです!都会のビル群を背にして、レンタカーを走らせていくと、景色が徐々に北海道らしい雄大な自然へと変わっていきます。車窓から流れる風景を眺めながらの移動は、まさに車旅ならではの贅沢な時間ですよね。

そんなドライブ旅で、最初に立ち寄ったのが「ふきだし公園」です。

ここは名水百選にも選ばれている、京極町の有名な湧水スポット。札幌市内から車を走らせ、緑が深まってきた場所にあるこの公園に到着すると、そこには驚くほど澄み切った空気が広がっていました。羊蹄山の麓からこんこんと湧き出るその名水を実際に飲んでみると、冷たくて喉越しが良く、疲れた体にスッと染み渡るような美味しさでした。旅の序盤、自然の恵みをたっぷりと感じられる、最高のスタート地点となりました。

とにかく、この場所で目にする水は信じられないほど綺麗で、思わず言葉を失うほどです。
透き通るような水の透明度は、まるで磨き上げられた宝石のよう。一滴一滴が太陽の光を反射してキラキラと輝き、流れていく水のせせらぎに耳を澄ませば、都会の喧騒で疲れた心までもがスッと洗われていくような澄んだ心地よさを感じます。
私たちが普段何気なく目にしている水とは明らかに次元が違う、圧倒的な純度の高さ。大自然のフィルターを長い年月をかけて通ってきた恩恵を、そのまま肌で受け止めているような感覚です。実際にその冷たさに触れると、ひんやりとした感覚が心地よく、旅の疲れも一瞬にしてどこかへ吹き飛んでいくようでした。ただ視覚的に美しいだけでなく、その土地の力強い生命力そのものを全身で体感できるような、本当に特別な透明感でした。
サイロ展望台
ふきだし公園で名水を味わった後、さらに車を走らせて到着したのが、北海道の景勝地として名高い「サイロ展望台」です。緩やかな道を走り抜け、展望台の駐車場に車を停めて一歩外に出た瞬間、目の前に飛び込んできたのは、まるで絵画のように美しい洞爺湖のパノラマでした。

展望台から見下ろす湖の景色は圧巻の一言。雄大な湖面が空の青さを鏡のように映し出し、周囲の山々とのコントラストが織りなす光景は、いつまで眺めていても飽きることがありません。

ここはまさに「写真映え」の宝庫です。どこを切り取っても絵になる構図が広がっており、カメラを構える手が止まらなくなるほど。北海道の大自然が作り出すこの広大な景色を、自分なりのアングルで写真に収める時間は、ドライブ旅の大きな楽しみの一つとなりました。旅のアルバムを彩る最高の一枚を撮りたいなら、間違いなく外せないスポットだと実感しました。
Lake Hill Farm
サイロ展望台で洞爺湖のパノラマを存分に堪能した後、次なる目的地として車を走らせたのが、そこから目と鼻の先にある「レークヒル・ファーム(Lake Hill Farm)」です。

展望台からの雄大な景色に心を奪われた後、すぐ近くにこんな素敵なスポットがあるというのは、なんとも心憎いドライブコースですよね。移動のストレスを全く感じさせないこの近さは、旅のスケジュールをスムーズに進める上で非常に嬉しいポイントです。わざわざ遠出をしなくても、素晴らしい景観を楽しんだ直後にそのまま立ち寄れるので、観光の合間の休憩場所としてはこれ以上ないほど理想的なロケーションといえます。

敷地に一歩足を踏み入れると、そこには北海道らしいのどかで開放的な空気が広がっていました。展望台のダイナミックな景観とはまた違った、牧場ならではの穏やかな時間が流れていて、不思議と肩の力がスッと抜けていくような心地よさを感じます。「せっかくここへ来たなら、絶対に寄るべき」という評判を耳にしていましたが、その理由が現地に到着してすぐに納得できました。
ニセコ高橋牧場
洞爺湖周辺の景色を存分に満喫した後は、そこからさらに車を北西へと走らせ、北海道でも屈指の人気スポット「ニセコ高橋牧場」へと向かいました。広大な大地を縫うようにドライブを続けていると、次第にニセコの雄大な山並みが近づいてきて、旅のテンションも自然と高まります。

ニセコといえばスキーリゾートとして世界的に有名ですが、夏場のこのエリアもまた格別です。到着してまず圧倒されるのは、その驚くほど開放的なロケーション。目の前には「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山の雄姿がそびえ立ち、澄んだ空気と緑豊かな牧場の風景は、まさに北海道のポスターで見かけるような絶景そのものでした。

そんな最高の雰囲気の中で、もちろん外せないのが「ミルク工房」のアイスクリームです!新鮮で良質な牛乳をたっぷりと使用したそのアイスは、一口頬張るだけでミルクの豊かなコクと甘みが口いっぱいに広がり、濃厚でありながらも後味は驚くほどスッキリ。
大自然の恵みをそのまま凝縮したような美味しさに、ドライブの疲れも一瞬で吹き飛んでしまうほどでした。美しい景色を眺めながら、最高の環境でいただく極上のスイーツ。これぞ北海道の旅の醍醐味だと、改めて実感する素晴らしいひとときとなりました。
ニセコ
近年のメディアでも、まるでバブルのような熱狂ぶりで常に話題の中心にいる「ニセコ」。その目覚ましい国際的リゾート地への変貌ぶりを、一度この目でじっくりと見てみたいと思い、今回のドライブコースに組み込んでみました。
実際に現地を訪れてみて、まず驚かされたのは街全体を包み込む独特の空気感です。北海道の雄大な自然の中にあるはずなのに、どこか日本離れした、洗練された「非日常」が街のあちこちに溢れているのです。

特に印象的だったのは、立ち並ぶホテルやリゾート施設の佇まいです。モダンでスタイリッシュなデザインや、海外の有名スキーリゾートを彷彿とさせるような建築様式の建物が多く、一歩そのエリアに足を踏み入れるだけで、まるで異国の地に迷い込んだかのような錯覚を覚えました。

道路標識や街中の看板、そして行き交う人々の会話から聞こえてくる多様な言語の響き。それらすべてが組み合わさって、「ここは世界中の人々を惹きつけてやまない国際的なリゾート地なのだ」ということを肌で実感させてくれます。かつての日本のスキー場とは一線を画す、圧倒的なパワーと洗練された雰囲気を肌で感じることができ、立ち寄ってみて本当に良かったと感じる特別な体験でした。
小樽
札幌を出発し、ニセコエリアを巡る充実したドライブ旅。夕暮れから夜へとゆっくりと景色が移り変わる中、いよいよ本日の宿泊地である小樽へと到着しました。

夜の小樽は、昼間の賑やかな観光地の顔とはまた違った、どこか幻想的でロマンチックな空気に包まれています。オレンジ色のガス灯が柔らかく照らす運河沿いの散策路や、レトロで歴史ある建物が夜闇の中に浮かび上がる光景は、歩いているだけで旅の疲れを忘れさせてくれる美しさです。

長距離の運転を終え、ようやく肩の荷を下ろしてホテルへチェックイン。この街でどんな夜を過ごそうか、美味しい海の幸に出会えるのか……そう考えると、到着したばかりだというのに、早くも次の楽しみが溢れてきます。小樽の静かな夜が、これから始まる素敵な時間を予感させてくれます。

3日目
心地よい目覚めとともに、まずはホテルで朝食をしっかりといただきました。小樽の澄んだ朝の空気を感じながらの食事は格別で、これから始まる街歩きに向けて、最高のコンディションを整えることができました。
エネルギーをチャージした後は、小樽の歴史的な街並みを気の向くままに散策です。この街を訪れる最大の楽しみといえば、なんといっても「食べ歩き」ですよね!石畳のレトロな商店街を歩きながら、目についた美味しそうなものを少しずつ試していく……。そんな気ままな時間が本当に楽しくて、立ち止まっては美味しい海鮮グルメや地元のスイーツを口に運ぶたびに、思わず笑みがこぼれてしまいます。
散策の最後には、自分用や家族・友人へのお土産探しも満喫しました。小樽らしい繊細な硝子細工や、北海道ならではの美味しい特産品など、見ているだけでワクワクするような逸品ばかりで、ついついあれもこれもと手に取ってしまいました。
心もお土産袋もすっかり満たされたところで、一度ホテルに戻り、愛車のもとへ。趣ある小樽の街並みに後ろ髪を引かれつつも、次の目的地へ向けていざ出発です。エンジンの音とともに始まる次のドライブ旅に、期待が大きく膨らみます!
展望台
小樽の街並みを心ゆくまで堪能した後は、この美しい風景を最後にもう一度目に焼き付けておこうと、港と街を一望できる展望台へと足を運びました。
車を走らせて小高い丘へと登っていくと、眼下に広がるのはまさに息を呑むようなパノラマビュー!歴史の面影を残すレトロな建物が並ぶ街並みと、その先でどこまでも広がる石狩湾の青い海が、一枚の絵画のように完璧なバランスで収まっています。
高い場所から街を俯瞰すると、これまで歩いてきた場所を一つずつ辿ることができて、なんだか不思議な感慨深さがありました。「あそこを歩いたな」「あの場所でこんな景色を見たな」と、今回の小樽旅の思い出を頭の中で整理するには最高の場所です。
心地よい風に吹かれながら、街の全景をじっくりと眺めていると、旅の締めくくりとしてこれ以上の贅沢はないと心から感じました。小樽という街の美しさを改めて再確認し、最高のかたちで旅を終えることができそうです。
青い池
今回の旅の行程の中でも、特に移動距離が長い区間でしたが、どうしてもこの目で見ておきたかった絶景スポット「青い池」を目指して車を走らせました。北海道の雄大な大地を移動するのはドライブの醍醐味とはいえ、やはり目的地までの道のりはなかなかのロングドライブ。ハンドルを握る時間も長くなりましたが、その疲れを忘れさせてくれるほどの価値が、この場所には間違いなくありました。

目的地に近づくにつれ期待が高まり、ようやくその姿を捉えた瞬間、思わず息を呑みました。まさに名前の通り、見たこともないような神秘的な青色を湛えた水面が静かに広がっていたのです。水面に立ち枯れた木々が幻想的に映り込み、まるで別の惑星に迷い込んだかのような非日常の光景……。

苦労してここまで車を走らせてきた甲斐があったと、心の底から実感しました。ただそこに立ち尽くして眺めるだけで、長旅の疲れも一瞬で癒やされてしまうような、心に深く刻まれる素晴らしい出会いとなりました。




ファーム富田
旅の朝は、いつもより少しだけ早くスタートしました。北海道の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら、車を走らせて最初に向かったのは、この旅のハイライトとも言える場所、有名な「ファーム富田」です。

北海道の広大な大地を巡るドライブの中でも、ここだけは絶対に外したくない!と以前から強く計画に組み込んでいた場所でした。朝の穏やかな光の中で見る広大な花畑は、一体どんな表情を見せてくれるのか。期待に胸を膨らませながら目的地を目指す道のりも、また旅の醍醐味です。

到着してまず感じたのは、視界いっぱいに広がる圧倒的なスケール感と、鮮やかな色彩のコントラストです。一面に広がるラベンダーの香りや、季節の花々が描き出す美しいグラデーション。まるで絵画の中に迷い込んだかのような、現実離れした光景に思わず立ち尽くしてしまいました。

幸い、朝の早い時間帯ということもあり、観光客の姿もまだまばら。静寂の中でこの美しい絶景を贅沢に独り占めするような時間は、早起きした甲斐があったと心から思えるほど、清々しく忘れられない一日の始まりとなりました。
白い恋人パーク
北海道の大自然を満喫した後は、再び市街地へと車を走らせ、以前からずっと気になっていた「白い恋人パーク」へ向かいました。誰もが一度はその名を耳にしたことがある北海道観光の定番スポットですが、実際に自分の足で訪れてみると、また違ったワクワク感があります。


敷地に一歩足を踏み入れると、そこにはまるでヨーロッパの街並みのような、メルヘンで可愛らしい世界観が広がっていました。建物の佇まいから庭園の装飾に至るまで、どこを切り取ってもフォトジェニックで、まるで物語の中に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。

お菓子の製造工程を見学できるのはもちろん、パーク全体がエンターテインメントに溢れていて、大人になった今でも純粋に楽しむことができました。甘い香りに包まれながら、北海道が誇る銘菓の魅力と不思議な非日常感にたっぷり浸ることができ、今回の旅の締めくくりにふさわしい、思い出に残る立ち寄りスポットとなりました。



エスコンフィールド
北海道旅行のフィナーレを飾る最後の目的地として選んだのは、今や北海道の新たなランドマークとなった「エスコンフィールドHOKKAIDO」です。ニュースやSNSでその壮大な姿を何度も目にしてきた場所だけに、今回ぜひとも訪れてみたいスポットの一つでした。

訪れた日はあいにく試合のないオフ日だったのですが、なんと施設への出入りが自由となっていたため、これは絶好のチャンスとばかりに中へと足を踏み入れてみました。普段の試合開催日であれば数万人もの熱気で埋め尽くされるスタジアムですが、あえてこの静かな時間帯に訪れることで、施設そのものの圧倒的な存在感を誰にも邪魔されず、じっくりと体感することができました。

広いコンコースを気の向くままに歩き、美しい天然芝のグラウンドを心ゆくまで眺める。そんな贅沢な体験ができるのは、試合のない日ならではの特権かもしれません。細部までこだわり抜かれた設計や開放的な空間を、美術館を巡るような感覚でゆっくりと堪能でき、野球ファンでなくとも思わず圧倒される素晴らしい時間でした。旅の最後を飾るにふさわしい、刺激的で思い出に残る立ち寄りとなりました。
極上牛乳ソフト
楽しかった北海道旅行もいよいよフィナーレの時間。レンタカーを返却し、旅の思い出を詰め込んだキャリーバッグを引きながら、北海道の玄関口である新千歳空港へとやってきました。広々とした空港内を歩いていると、今回の旅で出会った美しい景色や美味しいグルメの数々が、走馬灯のように思い出されます。

そして、北海道を離れる前の最後の最後にもう一つだけ、絶対に外せない楽しみがあります。それが、多くの人が絶賛する「極上牛乳ソフト」です。北海道を訪れたからには、やはり最後にソフトクリームで締めくくらないわけにはいきません。

空港内のショップで見つけたソフトクリームを手に取り、搭乗までの時間にさっそく実食。一口食べた瞬間、思わず「……美味しい!」と心の中で叫んでしまうほどでした。驚くほど濃厚なコクがあるのに、後味は驚くほどスッキリとしていて、まさに「極上」の名にふさわしい味わい。北海道の広大な大地で育った牛たちの、新鮮で豊かな恵みがこの一口にぎゅっと凝縮されているような感覚です。

この冷たくて甘いソフトクリームを口に含んでいると、旅の疲れも一気に癒やされていくのを感じます。これを食べ終えると、いよいよ本当に北海道を離れる実感が湧いてきて、少しだけ切ない気持ちにもなりました。ですが、最高の思い出とともにこの極上の味で旅を締めくくれたことで、心もお腹もこれ以上ないほど満たされました。素晴らしい旅の余韻に浸りながら、帰路につきたいと思います。

